排尿時の強い痛みや尿道のかゆみを感じ、次第に粘液や膿が出ます。

* 放置するとどうなる？
男性の場合は尿道炎や精巣の炎症が起こることがあります。
女性は進行すると卵管炎や腹膜炎などを起こし、不妊症の原因になったりします。

抗生物質の内服薬や注射による治療を行います。淋菌はこれらの薬に対する耐性ができやすいので、 1回の治療で直りが悪い場合にはさらに治療を行うことが必要になります。

HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染して起きる病気。
潜伏期間が長く、男女とも感染後、数週間～2、3ヵ月たってから陰部や肛門付近に尖ったイボ状の小腫瘍ができます。

* 放置するとどうなる？
イボが大きくなったり、数が増えて広がったりすることがあります。
感染に気づかないことも多い病気ですが、進行すると女性の場合は時に子宮頸がんの原因になったり、母子感染を起こしたりすることもあります。

塗り薬による治療のほか、電気メスやレーザーなどで切り取る外科的療法や凍結療法があります。

単純ヘルペスウイルス（HSV）というウイルスに感染することにより、性器やその周辺に痛 みのある小さな水泡がたくさんできます。

* 放置するとどうなる？
熱が出て倦怠感や頭痛を感じたり、足の付け根のリンパ節が腫れて痛みが出たりします。
女性のほうが強い症状が出やすい傾向があり、排尿困難や歩行困難を伴う場合もあります。

抗ウイルス薬を服用することで、ウイルスの増殖を抑え、症状を改善します。
ヘルペスウイルスは一度感染すると神経節に潜んで再発しやすくなるので、できるだけストレスや過労など免疫力の低下を避け、 再発を繰り返さないようにすることが大切です。

皮膚や粘膜の小さい傷からスピロヘーターが感染する細菌性の病気で、何年もかかって全身に症状が進行します。
また、2011年ごろから増加しております。

* 放置するとどうなる？
２週間後に感染した場所に痛みのないしこりや潰瘍ができたり、リンパ節が腫れたりしますが、3週間ほどでおさまります。
この間に治療しないと、感染後3ヵ月～3年の間に、全身に痛みやかゆみのない赤い発疹が出たり手足の裏にできものができたりします。 それも消失しますが、その後も病気は進行し、感染後数年してから皮膚や筋肉、骨に腫瘍ができたり、心臓や血管、脳神経など複数の 臓器に病変が生じたりして日常生活が営めなくなります。

抗菌薬を内服して治療します。治療期間は症状によって1、2ヵ月から半年くらいかかることもあります。
無症状でも進行するので、途中で治療をやめないことが肝要です。

ていねいにお話を伺い、どんなタイプのEDなのか、問診表などを使って勃起不全の程度を評価し、お薬の処方に必要となる 健康チェックや薬歴・既往歴などに関する詳細な問診を行います。

バイアグラ、またはレトビラ、シアリスといったED治療薬を症状やご希望に合わせて処方します。